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オースランおよびその他の手話言語に関するNAATI資格

Category 一般向けリソース Published 30 January 2026

ろう者または難聴者とのコミュニケーションが必要な場合、NAATI認定のオースラン通訳者、ろう通訳者、または英語文書をオースランに翻訳する翻訳者への依頼が必要となることがあります。

手配すべき通訳者数について

イベントや会議、面談の時間や複雑さによって、必要な通訳者数は異なります。

1時間程度の1対1の面談(医師の診察や保護者面談など)の場合、通常は通訳者1名で対応可能です。ただし、参加者が3名以上となる場合(職場の会議、ウェビナー、会議でのプレゼンテーションなど)では、通訳者2名の手配が必要になる場合があります。 通訳者を2名配置することで、円滑なコミュニケーションが可能となり、通訳者同士が交代しながら通訳を行い、必要な休憩を取ることができます。

適切な認定資格の選び方

NAATIは、ろう者または難聴者とのコミュニケーションを支援する通訳者・翻訳者に対し、複数の認定資格を付与しています。状況やコミュニケーションニーズに適した資格を持つ通訳者・翻訳者を手配することが重要です。

NAATI認定を取得するには、翻訳者・通訳者は認定試験を受ける前に、各種の受験要件を満たす必要があります。資格ごとに要件(必要な訓練レベルなど)は異なりますが、すべてに共通して以下が含まれます。

  • 通訳または翻訳に関する正式な訓練
  • 言語運用能力
  • 倫理能力:認定翻訳者・通訳者全員が従うべき関連倫理規定に関する知識と理解。
  • 異文化対応能力:オーストラリアの文脈において、異文化間で業務を行うために必要な知識および技能。

認定実務通訳者(Recognised Practising Interpreter) は、NAATI試験が実施されていない需要の少ない手話言語(ニュージーランド手話や、アメリカ手話とオースラン間のろう通訳など)に 対応します。これらの実務者は、NAATIによる技能試験は受けていませんが、最低限の訓練要件を満たしており、継続的かつ最近の通訳経験を有しています。

認定仮通訳者(Certified Provisional Interpreter)は、主に2者間で行われる一般的かつ複雑でない会話における通訳技能について試験を受けています。例えば、GP(一般開業医)の診察、運転免許試験、保護者面談、地域イベント、福祉サービスの面談などで通訳を行います。「仮」という名称は、認定通訳者レベルで求められるより幅広い通訳技能については、NAATIによる評価が行われていないことを示しています。

NAATIによる評価項目
  • ロールプレイヤーを用いた、英語とオースラン間の対面(またはビデオ)会話の通訳
  • モノローグをオースランへ通訳する技能(同時通訳)

認定通訳者(Certified Interpreter)は、医療・法律分野を含む幅広い場面で、高度な通訳業務に対応できます。例えば、専門医による診察、大学講義、ビジネス会議、法律相談などで通訳を行います。

NAATIによる評価項目
  • 2者間の会話通訳
  • 英語文書をオースランへサイトトランスレーションする技能
  • モノローグの通訳(同時通訳)

認定専門医療通訳者(Certified Specialist Health Interpreter)は、医療分野での通訳を専門とする、豊富な経験と高度な技能を有する通訳者です。これらの通訳者は、一般的な医学知識および医療分野における通訳者の役割に関する知識を問う試験に合格しています。 また、専門家同士のコミュニケーション(医師が患者について他の医療従事者と話す場合など)を通訳する能力や、精神医療分野における通訳能力を評価する通訳試験にも合格しています。

このレベルに進む前に、認定通訳者として実務経験を積み、専門的な訓練を受けています。

NAATIによる評価項目
  • 医療知識試験
  • 精神医療に関する内容を含むモノローグの通訳(同時通訳)
  • 単一言語によるやり取りの通訳(複雑な状況下で複数の英語話者を同時通訳する技能)

認定専門法律通訳者(Certified Specialist Legal Interpreter)は、法律分野における通訳を専門とする、豊富な経験と高度な技能を有する通訳者です。これらの通訳者は、一般的な法律知識および法律分野における通訳者の役割に関する知識を問う試験に合格しています。 また、専門家同士のコミュニケーション(裁判官と弁護士のやり取りなど)や、法廷での反対尋問を通訳する能力を評価する通訳試験にも合格しています。

このレベルに進む前に、認定通訳者として実務経験を積み、専門的な訓練を受けています。

NAATIによる評価項目
  • 法律知識試験
  • 対話形式課題(模擬反対尋問場面の逐次通訳または同時通訳)
  • モノローグの通訳(同時通訳)
  • 単一言語によるやり取りの通訳(複雑な状況下で複数の英語話者を同時通訳する技能)

認定会議通訳者(Certified Conference Interpreter)は、高度な会議通訳の場で活動します。例えば、聴覚障害のある研究者による学会発表を英語に通訳したり、英語話者の研究者による発表をオースランへ通訳したりします。 この資格は、一つの言語方向(例:オースランから英語、または英語からオースラン)を対象としていますが、複数の言語方向の資格を有する通訳者もいます。

NAATIによる評価項目
  • 既知原稿および未知原稿によるスピーチのモノローグ通訳(同時通訳)

認定実務盲ろう通訳者(Recognised Practising Deafblind Interpreter)は、盲ろう者とのコミュニケーションを支援します。音声や手話による情報に加え、周囲の状況の説明、表情、反応などの視覚情報も伝達します。 盲ろう通訳者は、触手話、近距離手話、視野内手話、指文字、ソーシャルハプティック・コミュニケーションなど、さまざまなコミュニケーション技法を使用します。

認定実務盲ろう通訳者(Recognised Practising Deafblind Interpreter)は、NAATIによる盲ろう通訳技能の直接評価は受けていませんが、最低限の訓練要件を満たし、継続的かつ最近の通訳実務経験を有するとともに、オースラン通訳またはろう通訳に関するNAAT認定資格を保有しています。

仮認定ろう通訳者(Certified Provisional Deaf Interpreter)は、高度な視覚・身体表現によるコミュニケーション技能を有するろう通訳者です。ろう通訳者は、オースランに十分習熟していないろう者が円滑にコミュニケーションを行えるよう、(聴者の)オースラン通訳者と連携して通訳を行います。

以下に該当するろう者は、ろう者通訳者を必要とする場合があります。

  • 感覚障害または認知障害がある
  • 最近オーストラリアに移住し、オースラン以外の手話を使用している
  • 一般的なオースランの運用能力が限られている
NAATIによる評価項目
  • 対話の通訳(逐次通訳および同時通訳)
  • 英語文書からオースランへのサイトトランスレーション、および英語文書から非標準的な手話へのサイトトランスレーション

認定実務翻訳者(Recognised Practising Translator)(英語文書からオースランへの翻訳)は、英語の文書または動画をオースランに翻訳します。NAATIによる技能試験は受けていませんが、最低限の訓練要件を満たし、継続的かつ最近の翻訳実務経験を有しています。

認定制度の詳細は、NAATIウェブサイトをご覧ください

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